【もちこの部屋】奥深きフェムケアという世界
- yaeryco
- 4月11日
- 読了時間: 2分

フェムケアという言葉を初めて知ったのは、今から約20年前のこと。
当時働いていた職場の近くで、いつも明るく元気に働いている女性がいました。
気さくで優しくて、周りをぱっと明るくするような存在。
そんな彼女が、ある日いつもと違ってどこか元気がない様子でした。
気になって声をかけると、「さっき婦人科に行ってきたの」と。
話を聞くと、更年期に入ったとのことでした。
シングルマザーとして一人娘を育てていた彼女は、
「同じ女性として知っておいた方がいいから」
と、自分の体に起きている変化をゆっくり話してくれました。
更年期に入ってから、まるで体中の水分が奪われていくような感覚に悩まされていること。 そして少し言葉を選びながら、
「実はね…」と打ち明けてくれたのが、
デリケートゾーンの乾燥と痛みのことでした。
当時20代後半だった私は、正直とても驚きました。
なぜなら「膣が乾燥する」という感覚が、まったく想像できなかったからです。
けれど彼女はこう続けました。
「何も知らないと、悩む時間が長くなるだけだから。知っておくことって大事なのよ」
当時は、女性ホルモンや更年期について、家族の中で話す機会はほとんどありませんでした。
母からそういった話を聞いたこともなく、きっと多くの家庭がそうだったのではないでしょうか?
彼女はさらに、治療法についても教えてくれました。
「婦人科に行けば、いろんな方法を教えてくれるのよ。先生に“これで安心して彼氏も作れますよ”なんて言われたけどね。それよりもね、自分の体を知ることって、自分の生活を見直すことにも、人生を見つめ直すことにもつながるの。すごく大事なことなのよ」
——あれから20年。
今度は私自身が、更年期という言葉を現実として感じる年代になり、
あのときの彼女の言葉を思い出しながら、改めてフェムケアについて調べ始めています。
けれど、いざ向き合ってみると、その世界は想像以上に奥深く、
とても一度では語りきれません。
まずは、ほんの入口として。
これから少しずつ、自分の体と向き合いながら、
フェムケアについて綴っていきたいと思います。



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